

Alexas_Fotos / Pixabay
皆さんこんにちはこんばんは。
週刊少年サンデーの最新号で「あの方(黒幕?)」が烏丸蓮耶だとネタバレして間もないですが、ネットの反応を見ると「誰だっけ?」とのコメントが非常に多いです。なので、今回はあの方(黒幕?)である烏丸蓮耶について、もう一度振り返ってみましょう。
※一部他サイト様より引用している部分や、古い情報。また、重複する点もありますが、ご了承ください。
また、あの方=黒幕 として本当に良いのかどうかが気になるので、あの方は本当は黒幕ではないとう可能性も含めて、他に考察記事も書く予定です。
そもそも「あの方」とは?

NightMareDrug / Pixabay
「名探偵コナン」に登場するジンやベルモッドなどが所属する架空の組織、通称黒の組織のボスであり全ての元凶。 原作24巻でジンが「これはあの方直々の命令だ」と言ったのが初登場。
登場に関しては、他人が言及したり、指示をするといった間接的なものにとどまっており、その姿が直に描写されたことは一度もなかった。名前、顔、年齢、性別、居住、口調等は連載開始から20年以上たった今まで一切伏せられていた。
朝日新聞夕刊のインタビュー(2006年1月13日)において、作者が冒頭の内容(作中に名前がでている)を答えた為、それ以来正体予想が激化していた。※アガサ博士「わしじゃよ新一・・・」は当初最有力候補だった為、様々なネタ画像やコラ画像も生まれたが、作者に公式に否定された。
あの方は、黒の組織メンバーに直接指示をすることは無く、様々なミッションについては、影から指示を送っており、ジン以上に慎重で、いざとなれば組織幹部だろうと躊躇なく抹殺を指示する冷酷な人物。
ベルモット曰く「石橋を叩きすぎて壊しちゃうタイプ」とのこと。
特に赤井秀一を恐れており何度も抹殺を試みているが失敗しているらしい。
「まじっく快斗」における「あのお方(黒幕)」との関係は不明だが、ネット上では同一人物との噂である。
あの方(黒幕)に関するヒント一覧
1.少なくとも53巻までに名前は作中に登場(顔は出てない可能性あり)
2.黒の組織の正式名称と関連性がある(インタビューより)
3.ピスコが「長年仕えた」と語っている
4.ベルモットがお気に入り(→過去に何らかの接点あり?)
5.灰原「あの方の正体は、到底信じ難い意外な人物かもしれない」
6.組織は半世紀前から極秘プロジェクトを進めている(50年前というキーワード)
7.灰原の研究の目的は死者を蘇らせるような夢のような薬ではなく、この地球のほとんどの人間にはその価値を見いだせない愚かしい代物
9.登場した単行本を教えると誰だかわかってしまうらしい(佐藤健との対談より)
このように、長年連載していた名探偵コナンにおいて、最大の謎であり、多くの読者があの方(黒幕)は誰なのか議論するのが恒例であった。
しかし、2017年12月13日発売の少年サンデーにて、あの方(黒幕)は烏丸蓮耶であるということが、優作の口からコナンに告げられ、多くの読者が驚くこととなった。なんとラムRUM(ガチ黒幕候補)の正体より先に判明してしまった。
烏丸蓮耶とは?
じゃあその、黒の組織のあの方(黒幕)として判明した、「烏丸蓮耶」って誰やねん。って方も多いと思いますので、そのキャラクター像について、再度まとめてみましょう。
烏丸蓮耶
40年前に謎の死を遂げたという大富豪。2001年発売の単行本30巻 第219話「集められた名探偵!工藤新一vs怪盗キッド」昏の館の事件で名前とシルエット姿のみ登場した故人で、年齢は99歳で死亡したとされる。彼の遺産を巡ってコナン達は主を失った屋敷に集められたのです。僅か4ページのみでの登場ということもあり、当初はたいして注目されていなかったが、
- 名前の「烏」カラスが、組織のイメージカラーである黒である点
- カラスがメールアドレスの「七つの子」を連想させる点
- 「半世紀以上前」に謎の死を遂げた
- 年齢が超高齢
- 黒の組織の目的(不老不死か若返りとの噂)に違和感のない人物で、関連していそう。
などと偶然ではない根拠が多い、ということでコナンファンに注目されるようになりました。だって、わざわざ”謎の死”と意味深に表現していて怪しすぎますよね。実は生きてんじゃね?と思う方も多かったわけです。そしていつのまにかあの方の最重要候補として語られることとなったのです。
根拠の数々
組織のイメージカラー
烏丸という名前部分には、烏(カラス)が含まれている。カラスと言って連想されるのはもちろん”黒”。これが組織
のカラーが黒であるという事実に合致している。組織の人間は常に黒いコート・帽子・サングラスなどを身に着けている。カラスが漆黒の羽を纏うかのように・・・。
最初に烏丸蓮耶に注目が集まったのは、この”黒”いうキーワードが始まりだった。また、作者の青山剛昌氏が「黒の組織の正式名称と関連性がある(インタビューより)」と答えている点も重要。
七つの子
あの方のメールアドレスは#969#6261。
@を使わず、#を使用したり現実では不可能なアドレス。(作者がイタズラ防止でこのようにしたらしい) 。実際に携帯か何かでこのボタンを押してみてほしい。少し濁った感じのメロディーだとわかるはず。
そう、このアドレスは童謡「七つの子」のメロディーとなっているのだ。
「七つの子」・・・それはカラスについての歌であり、烏丸の名前を連想させるものだ。
謎の死
物語では、半世紀前に謎の死を遂げた・・・と紹介されている。
黒の組織の極秘プロジェクトは半世紀前に開始されたので、時期が重なる。この事から組織の目的は次のようなものが考えられる。
- 死者の烏丸蓮耶を蘇らせる
- 若しくは、若がらせる(不老不死)
これらの目的と考えれば、板倉の日記にある高飛車な女の発言「死者を蘇らせようとしている」という部分に合致するのだ。そもそも烏丸蓮耶は、作中では既に亡くなっているとされてるが、それが本当なのか否かは不明。
「謎の死」という意味深なキーワードを使用していることから、本当は生きてるんじゃ?と思われていたわけです。
高齢である
ピスコが次のように発言している。
「ボスに長年お仕えした。」
彼はその時点で71歳、彼が半生以上をささげたのが事実であれば、実年齢は同年代か年上の可能性が高い。烏丸蓮耶は40年前の時点で、99歳であることから、あの方(黒幕)の年齢に合致する。
また、先程の項で触れた、「黒の組織の目的」で恩恵を受けることができる。
大富豪
烏丸蓮耶は大富豪であり、政財界に顔が利く事が示唆されている。
組織を維持する為には、潤沢な資金が必要になってくることに加え、隠蔽の為の政治的影響力等があることから、表の顔はかなりの権力と地位のある人物で間違いないということになる。その為、烏丸蓮耶でまったく違和感が無かったのだ。
既に黒幕は作中に登場している
53巻までに名前は作中に登場
これは青山氏が「ボスの名前は既に出ている、探してみてください」と発言したことに由来している。インタビュアーの「黒幕の正体はいつから決めていましたか?」という質問に対し、「このあたりかな。」と答えた。その時の取り上げた単行本の巻数は公表されていないが、この発言時点で、53巻まで発刊されていた為、黒幕は既に作中に登場している人物だということが確定した。※このインタビューが行われたのは、2014年5月頃。
また、ニュアンスから読み取るに、名前しか出ていないという意味合いが含まれている可能性が高かった。よって、烏丸蓮耶はシルエットしか描かれておらず、その説に合致している。
烏丸蓮耶が登場したのも、この時期よりも前ですよね。
そのため、より可能性の信ぴょう性が高まったというわけです。
羽田浩司の手鏡の文字
殺された羽田浩司の部屋に落ちていた手鏡の文字を並び替えてみると・・・
「ASACA RUM」
「浅香」という人物がラムだとコナンたちは推理してた。しかしこれをさらに並び替えると・・・
「CARASUMA」
年賀状により作者が一度否定
2016年の年賀状で、「あの方」候補の否定説が発表されました。
その内容は、大黒連太郎、キャメル、ジョディ、鈴木財閥関係者、そして、烏丸蓮耶の名前もあったらしい。
これで烏丸蓮耶=あの方説が、一度完全に否定されと言われておりました。
※本件に関しては、管理人は年賀状を確認できておらず、ソースを確定できていないので、分からない部分も多いのですが、先日サンデーうぇぶりで公開さえたあの方指摘シーンの作画動画において青山氏が、「年賀状で指摘する人がいて、当たってんじゃん」「スルーしてた」というような発言をしていることから、事実かもしれません。
本当の黒幕候補は?
あの方=烏丸蓮耶と確定したわけですが、それははたして”黒幕”と言えるのでしょうか?あの方はダレ?という何十年もの謎はあったわけで、誰もがあの方=黒幕と信じて疑わないですが、そもそも・・・
あの方=黒幕じゃなかったら・・・?
もし烏丸がアポトキシンを飲んで幼児化もしくは若返りしていたら?
その場合、既存キャラクター(わしじゃよ)である可能性は? 否定できませんよね。例えば、「UMASCARA」は並び替えると「CARASUMA」だというこが分かるが、
名前のRENYA を並び替えると YRENA エレーナですよね?※厳密にはエレーナの場合”Y”でなく”E”だと思いますが・・・
つまり、”まだ本当の黒幕”は別にいるかもしれない・・・ということも十分考えられるんです。
219話「集められた名探偵!工藤新一vs怪盗キッド」
『黄昏の館』の晩餐会に招待された小五郎、蘭、コナンは、小五郎の他に5人の名探偵が招待されていたことを知る。探偵が次々と殺されていく中で、コナンは館の謎と怪盗キッドを暗示させる招待主を突き止めようとする。新一と怪盗キッドの攻防の過去と、キッドの哀しい素顔の一部を明らかにするスペシャル編。

tombud / Pixabay
主な登場人物
江戸川コナン 工藤新一(17) 毛利蘭 毛利小五郎 目暮警部 鈴木園子 茂木遥史(39) 千間降代(63) 槍田郁美(29) 大上祝善(51) 白馬探(17) 石原亜紀(23) 覆面の男 堀内 ワトソン 烏丸蓮耶(99) |
本編の主人公、正体は工藤新一 本編の主人公、高校生探偵 本編のヒロイン、新一の幼なじみ 蘭の父親で私立探偵 警視庁捜査一課警部 鈴木財閥の令嬢、蘭の同級生で親友 探偵 探偵 探偵、元検視官 探偵 探偵、白馬警視総監の息子 メイド 黄昏の館の主 TMSレンタカーの係員 白馬探の愛鷹 半世紀前に黄昏の館を建てた大富豪 |
高山みなみ 山口勝平 山崎和佳奈 神谷明 茶風林 松井菜桜子 堀内賢雄 野沢雅子 篠原恵美 土師孝也 石田彰 平松晶子 大木民夫 声の出演なし ??? 声の出演なし |
ストーリーを振り返る前に犯人についてネタバレしちゃいますので注意!
皆さんご存知だと思いますが、犯人は・・・・・・
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
はいこの方(千間降代)です笑
エピソードが思い出せなかった方もこのばあちゃんを見れば思い出すはずです。ついさっきまで黒タイツさんが俊敏な動きをしていたのに、犯人の正体が彼女だと判明した瞬間、千間さんですからねw
まぁばあちゃんの話しは置いといて、ストーリーの詳細を書いていきたいと思います。
ストーリー
烏丸は莫大な富・財産を持ち、山奥に母親から受け継いだ「黄昏の館」という洋館を、別荘として所有していた。
館に存在する床や扉、トランプ、チェスの駒など、ありとあらゆる物品は、全てが烏丸の特注品であり、その品々のひとつひとつには、彼の名前である”烏(カラス)”をあしらった紋章が刻まれている。
「黄昏の館」に隠された財宝が眠っているという情報があり、余命が近づいていた彼は、館に隠された財宝を一目見る為、莫大な財力で、沢山の考古学者に調査をさせた。しかしながら、学者達はその手掛かりにたどり着くことが叶わず、死期が迫り焦る烏丸は、見せしめとして考古学者達を一人一人殺害。結局財宝を探し出す事も出来ずに、烏丸は謎の死を遂げ、徐々に烏丸家は衰退の歴史を辿り、館は烏丸家の手から離れ、この惨劇は人知れず忘れ去られてた。
そして事件から20年が経過・・・・
残酷に殺害されてしまった考古学者の1人である「千間恭介」の娘「千間降代」は、生前に彼が残した手紙から、館で起きた惨劇と財宝の場所を示した暗号を知り、それを聞いた探偵「大上祝善」が財宝を求め、館を自己資金で購入。しかし、その暗号が解けず、怪盗キッドと名乗り、毛利小五郎をはじめとする探偵を招集した。しかし、集まった探偵たちは誰も依頼主の顔を知らない。晩餐会の会場で待っていたのは怪しげな人形だった。やがて人形は探偵たちに目的を話し始めた・・・
人形:「それは君達、探偵諸君に再びあの惨劇を演じて欲しいからだ…この館の財宝を巡って奪い合い殺し合うあの醜態を…」
大上は財宝に目がくらみ、かつての烏丸に憑りつかれるかの如く、探偵達の殺害を目論む。千間は大上を止める為彼を殺害。その後、千間自身も自らが殺された様にに偽装を試みたが、コナンを始めとした探偵達に裏をかかれ、一連の計画が露呈した。
財宝は、暗号を解き発見した純金の壁掛け時計の事だと思われたが、その時計は財宝を浮かび上がらせるただのスイッチだった。その時計を外した事で館の外壁が剥がれ、館そのものが純金(千億以上)で創られていることがわかったのだった。
このエピソードがアニメで放送した当時、OPが愛内里菜「恋はスリルショックサスペンス」の時代で、コナンの真顔パラパラが一世を風靡?していましたねw。どうでもいい話ですが、そのコナンの真顔パラパラを見て、私の母親がパラパラを練習していたのもいい思い出です。
そしてこの回での犯人がまだ判明していなかった時、いつもの黒タイツさんが登場していたのですが、どう見ても男且つマッチョだったんです。しかし犯人が暴かれた次の瞬間・・・!
ばあさんやんけ!!!!!!!!!!!!!!!
見ていた人全員が総ツッコミをしたのでした。